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伊豆の真ん中から東北に送ろう! 報告

早春の候、皆様方におかれましては、ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。

 先日は、私共のえ―ルプロジェクト「東日本大震災から10年伊豆の真ん中から送ろう!追悼・エール・絆の灯」に、多大なご支援を賜りましたこと、心より感謝申し上げます。

おかげをもちまして、311日の夜、予定どおり19時に、目標の3110個目のキャンドルに点火、狩野川記念公園のグランドから富士山と伊豆半島にかたどられた「311 「絆」の灯火を上空から撮影し、ライブ配信にて東北の皆さんに送ることができました。ご協力いただいたメッセージは伊豆の皆様を中心に、遠く北九州や札幌から、さらには東北の方々からの感謝の言葉が綴られたものなど、あわせて3500通を超えました。3110個のキャンドルに添えられないメッセージは、会場掲示板に飾らせていただき、来場された皆様にご観覧いただきました。

2時間半にわたる企画でしたが、東北7ヶ所と会場をZOOMや電話で結び、この10年間の復興の歩みや思いを会話の中で振り返る交流や、伊豆を拠点に活躍されるアーティストの方々の追悼の演奏も行い、キャンドルに巻かれたメッセージに目をとおしながらこの10年を振り返ることができました。

今後も、福島の避難生活を続けている子どもたちとの交流活動を続け、さらに、未来を担 う子どもたちとともに、東日本大震災の教訓である命の大切さや防災の必要性を考える活動に取り組んでいく所存です。

今後ともご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願い申し上げます。

時節柄、くれぐれもご自愛いただきますよう、お祈り申し上げます。

略儀ながら書中にてお礼申し上げます。ありがとうございました。

 

2021319

 

YAMANEKO楽舍代表      市川幸子